Spotify、人間アーティスト認証バッジを導入

認証制度の概要

緑チェックマークでプロフィールに表示
AI生成音楽が主体のアカウントは対象外
リスナー検索上位99%超のアーティストが初期認証済み
インディーズアーティストも多数含む

認証基準と今後の展開

継続的なリスナー活動とエンゲージメントが条件
SNS・グッズ販売・ライブ活動など外部実績も評価
将来的にAIアーティスト認証の可能性を示唆
「栄養成分表示」風のアーティスト詳細情報もベータ開始
詳細を読む

Spotifyは2026年4月30日、アーティストがAIではなく実在の人物であることを証明する「Verified by Spotify」バッジの提供を開始しました。認証を受けたアーティストのプロフィールには緑のチェックマークが表示され、リスナーはその音楽が人間によって制作されたものであると確認できます。AI生成コンテンツの増加やなりすまし問題への対策として導入されたこの制度は、プラットフォーム上の信頼性向上を目的としています。

認証の対象となるには、一定期間にわたる継続的なリスナー活動とエンゲージメントが必要です。本人確認は運転免許証などの身分証提出ではなく、SNSでの活動やグッズ販売、コンサート開催といったプラットフォーム内外の実績を総合的に評価する方式を採用しています。ロイヤリティ支払いの基準を満たさない規模のアーティストは認証対象外となる可能性があります。

Spotifyによると、リスナーが積極的に検索するアーティストの99%以上がサービス開始時点で認証済みとなっています。メジャーレーベル所属のアーティストだけでなく、多数のインディーズアーティストも含まれており、今後も継続的に認証を承認していく方針です。

現時点ではAIペルソナやAI生成音楽を主とするプロフィールは認証対象外ですが、Spotifyは「アーティストの真正性という概念は複雑で急速に変化している」と述べ、将来的にAIアーティストへの認証拡大の可能性を残しました。また、アルバムリリースやツアー活動などの情報を「栄養成分表示」のようにまとめたアーティスト詳細機能のベータテストも並行して開始しています。