Google、エージェント開発基盤Antigravity 2.0を発表

Antigravity 2.0の全容

デスクトップアプリで複数エージェント並列実行
CLI版でターミナルからエージェント即時作成
SDKで自社インフラへのカスタム展開が可能
Gemini CLI利用者にAntigravity CLIへの移行を推奨

Managed Agents API

1回のAPI呼び出しで隔離Linux環境を起動
コード実行・ファイル管理・Web閲覧を自律遂行
セッション状態を保持しマルチターン対話に対応

料金体系と開発者支援

月額100ドルのAI Ultra新プラン追加
最上位プランは250ドルから200ドルに値下げ
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Googleは2026年5月19日のGoogle I/O 2026で、エージェント開発基盤Antigravity 2.0を発表しました。デスクトップアプリ、コマンドラインツール(CLI)、SDKの3つのインターフェースを提供し、開発者がAIエージェントを構築・運用するための統合環境を大幅に拡充しています。新モデルGemini 3.5 Flashを基盤とし、既存のフロンティアモデルの4倍の速度で動作します。

新しいデスクトップアプリでは、複数のエージェントを同時に起動してタスクを並列処理できます。動的なサブエージェント生成やバックグラウンドでのスケジュール実行にも対応し、Google AI Studio、Android、Firebaseとの統合も可能です。音声コマンドによる操作機能も追加されました。

同時に発表されたManaged Agentsは、Gemini APIに統合されたマネージドエージェント機能です。1回のAPI呼び出しで隔離されたLinux環境が起動し、エージェントが自律的に推論・ツール使用・コード実行を行います。セッション状態が永続化されるため、後続の呼び出しでファイルや作業状態を引き継いだマルチターン対話が可能です。

開発者はマークダウンファイルで独自の指示やスキルを定義し、カスタムエージェントとして登録できます。RampやResemble AIなど早期導入企業からは、インフラ構築の負担が大幅に軽減されたとの評価が寄せられています。エンタープライズ向けにはGemini Enterprise Agent Platformでのプライベートプレビューも開始しました。

料金面では、月額100ドルの新しいAI Ultraプランを導入し、Proプランの5倍の利用枠を提供します。最上位プランは250ドルから200ドルに値下げされました。期間限定で新規・既存のAI Ultra加入者に100ドル分のボーナスクレジットも提供されます。AnthropicOpenAIと同様の段階的料金体系を整備し、異なる利用規模の開発者に対応しています。