SpotifyがAIポッドキャスト生成アプリを公開
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Spotifyは2026年5月21日、AIを活用した新しいデスクトップアプリ「Studio by Spotify Labs」を発表しました。このアプリは、ユーザーのメールやカレンダー、メモなどの外部サービスと連携し、Spotifyの視聴履歴も加味して、パーソナライズされたデイリーブリーフィングやポッドキャスト、プレイリストを自動生成します。18歳以上のユーザーを対象に、20以上の市場でリサーチプレビューとして順次提供されます。
StudioアプリにはAIエージェントが搭載されており、ウェブブラウジングやトピックのリサーチ、情報の整理といったタスクをユーザーに代わって実行できます。たとえば「イタリア旅行の日程に合わせたデイリーブリーフィングを作って、近くのおすすめレストランも紹介して」といった複数ステップの依頼にも対応します。生成されたポッドキャストはSpotifyライブラリに保存され、デバイス間で同期されますが、一般公開はされません。
Spotifyはこれと並行して、アプリ内で直接AIポッドキャストを生成できる「Personal Podcasts」機能を来月開始すると発表しました。ユーザーはプロンプトを入力するだけで、関心のあるテーマについてのポッドキャストを作成できます。PDFやリンク、テキストを素材として指定し、カスタムボイスを選ぶことも可能です。
さらに、米国・スウェーデン・アイルランドのPremiumユーザー向けに、ポッドキャストのAI Q&A;機能が本日提供開始されました。再生中のエピソードについて質問したり、特定トピックのタイムスタンプを検索したり、関連するポッドキャストのレコメンドを受けたりできます。
AIポッドキャスト生成の分野では、GoogleのNotebookLMが2024年から先行しており、AmazonのAlexa PlusやMicrosoftのEdge Copilotも参入しています。しかしSpotifyは既に膨大なオーディオユーザーベースを抱えており、音声コンテンツのプラットフォームとして優位に立てる可能性があります。今月初めにはClaude CodeやCodex向けのCLIツールも公開しており、AI音声コンテンツの中心的存在を目指す姿勢を鮮明にしています。