NVIDIAとMicrosoft、AIエージェント基盤を端末からクラウドまで統合

Windows端末の刷新

RTX Spark搭載PCが今秋発売
DGX Stationは1兆パラメータ対応
統合メモリ最大748GBの卓上AI
OpenShellでエージェント安全実行

Azure・データ基盤の強化

Nemotron 3 UltraがFoundryに提供
Fabric Data WarehouseをGPU高速化
Vera Rubinプラットフォームを検証済み
推論スループット電力比10倍向上
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NVIDIAMicrosoftは、Microsoft Build 2026においてAIエージェント向け統合基盤の大幅拡充を発表しました。Windows端末からAzureクラウド、オンプレミス環境まで、エージェントAIの開発・実行に必要なハードウェアとソフトウェアをフルスタックで提供します。NVIDIAのジェンスン・ファンCEOが台北からサティア・ナデラCEOの基調講演にライブストリームで参加し、両社の協業拡大を明らかにしました。

端末側では、RTX Spark搭載のWindows PCが今秋登場します。1ペタフロップスのAI性能と最大128GBの統合メモリを備え、個人向けAIエージェントの実行に特化した初のPCとなります。Microsoft Surface、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIから発売予定です。さらにDGX Station for Windowsは、GB300 Grace Blackwell Ultraチップを搭載し最大748GBのコヒーレントメモリと20ペタフロップスのFP4性能で、1兆パラメータ規模のモデルを常時稼働させる企業向けデスクサイドAIスーパーコンピュータです。

クラウド側では、NVIDIAのオープンモデル群がMicrosoft Foundryに統合されます。新たなオープンフロンティア推論モデルNemotron 3 Ultraや、物理AI向け基盤モデルCosmos 3が提供開始となります。Microsoft Fabric Data WarehouseへのNVIDIA GPU統合では、CPU比で最大6倍のSQL実行速度を実現しました。GitHub CopilotにはOpenShellが統合され、エージェントをサンドボックス環境で安全に実行できます。

インフラ面では、Microsoftのウィスコンシン州フェアウォーターAI工場が前倒しで稼働を開始し、数十万台のGrace Blackwellシステムを単一のAI工場として運用しています。次世代のVera RubinプラットフォームもAzureデータセンターへの配備が検証済みで、メガワットあたりの推論スループットを最大10倍に引き上げ、エージェントAIのトークン単価を桁違いに削減します。両社の協業は端末から大規模データセンターまでを一貫してカバーし、エージェントAI時代の基盤を形成する動きです。