メモリ不足が追い風、Micron四半期利益が28億ドルに急増

記録的な業績

第3四半期売上4倍の414億ドル
純利益が282億ドルに急拡大
決算後に株価13%超上昇
第4四半期売上490億ドル超を予想

需給と提携

AI需要でメモリ不足が深刻化
Anthropicへのチップ供給契約
Anthropic資金調達にも参加
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米メモリ大手Micronは6月24日、AIブームによるメモリ半導体の供給逼迫を追い風に、過去最高の四半期決算を発表しました。第3四半期の売上高は前年同期比4倍の414億5000万ドルに達し、純利益は18億8000万ドルから282億ドルへと急拡大しました。決算発表を受け、株価は13%超上昇しています。

背景にあるのは、AIモデルの学習や推論に不可欠なメモリ半導体の世界的な不足です。記事は2027年まで品薄が続くとの予測に触れ、この需給逼迫を「RAMageddon」と表現しています。価格上昇は消費者にも波及しており、AppleのTim Cook最高経営責任者は1週間前、自社製品の値上げが避けられないと警告したばかりです。

Micronの株価は2024年初めには83ドル前後で時価総額は約910億ドルでしたが、本日の終値は1048.51ドルまで上昇し、時価総額は1兆2000億ドルに達しました。アイダホ州を拠点とする同社は投資家に強気の見通しを示し、第4四半期の売上高を490億〜510億ドルと予想しています。記録的な数字は、メモリ不足が一部企業には大きな収益機会となっている現状を映し出しています。

好決算と同じ週、MicronはAI研究機関のAnthropicにメモリとストレージのチップを供給する契約を結びました。同社はさらに、AnthropicのシリーズH資金調達ラウンドにも参加したことを明らかにしましたが、出資額は公表していません。経営者にとっては、AI需要が半導体サプライチェーンの勝者と敗者をどう分けるかを見極める材料となりそうです。