MIT経済学部長にオーター氏 AI研究を重視
新学部長の就任
7月1日付で経済学部長に就任
労働経済学の世界的権威
グルーバー前学部長の後任
出典:MIT News
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米マサチューセッツ工科大学(MIT)は6月26日、労働経済学者のデビッド・オーター教授を経済学部長に任命したと発表しました。就任は7月1日付で、2023年7月から学部長を務めてきたジョン・グルーバー教授の後任となります。
オーター氏は技術革新やグローバル化が雇用や賃金、格差に与える影響を研究してきた、労働経済学の第一人者です。MITには1999年から在籍し、不平等と仕事の未来を扱う学内研究センターの共同責任者も務めています。
就任にあたりオーター氏は、教員と学生が築いてきた高い水準を引き継ぎつつ、予算の引き締めと変化する政治情勢に対応する考えを示しました。大学運営が厳しさを増すなかでの船出となります。
さらに同氏は「進化するAIが、私たちの教え方や研究内容に開きつつある機会へと学部を導きたい」と述べ、AIを教育と研究の中心に据える姿勢を明確にしました。経済学の研究現場でもAI活用が課題となっていることがうかがえます。
オーター氏はタフツ大学で心理学の学士号を、ハーバード大学ケネディスクールで公共政策の博士号を取得しました。研究と教育の両面で数多くの賞を受けており、2024年にはAIの社会実装を支援するAI2050シニアフェローにも選ばれています。