OpenAI調査、ChatGPT利用が新興国で急拡大
利用の深化と拡大
地域と人口層の広がり
言語の多様化
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米OpenAIは6月30日、ChatGPTの世界的な利用状況をまとめた「OpenAI Signals」のデータを公開しました。個人向けプラン(Free、Go、Plus、Pro)の集計データを分析した結果、利用は世界全体で広がり、かつ一人あたりの使い込みも深まっていることが示されました。同社は研究者や政策担当者がAIの経済影響を理解できるよう、こうしたデータ提供を続ける方針です。
利用の深化が明確に表れています。登録から6カ月が経過したユーザーは、1日あたりの送信メッセージ数が登録当初より50%増加し、試した機能の種類も約2倍になりました。分析は2025年10月15日から2026年5月1日に作成された口座の0.1%サンプルに基づき、メッセージを53のカテゴリーに分類して利用の幅を測定しています。
地域別の広がりも顕著です。2023年7月を基準とした週間アクティブユーザーの増加率では、アフリカとアジアが最も速い成長を示しました。人間開発指数(HDI)が低い国ほど伸びが大きく、OpenAIは無料プランやGoプランを通じて低価格のアクセスを提供し続けてきたと説明しています。
利用者層の構成も変化しています。一般的に女性とされる名前のユーザーによる利用が増え、現在は世界全体で多数派を占めるに至りました。ブラジルやコロンビア、ポーランドなどで女性名ユーザーの利用が目立つ一方、パキスタンやバングラデシュなどでは男性名に偏る傾向が見られます。
言語面では国際化が進みました。英語以外を主に使うユーザーがアクティブ利用者の過半数を占めるようになり、非英語の主要言語はスペイン語、ポルトガル語、アラビア語の順です。2023年7月以降で利用シェアの増加率が最も大きかったのはウズベク語、カザフ語、ビルマ語でした。これらの数字は、AIが世界の幅広い人々の仕事や学習、日常に浸透しつつある状況を映し出しています。