AIエージェントで恋活自動化が拡大、懸念も

拡散する自動化

OpenClawで恋愛作業を自動化
W杯連動のリール量産で反響
数日で再生100万・DM200件
研究や別れの連絡も自動化

問われる是非

会話の代行には賛否
人による承認の必要性を強調
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米メディアTechCrunchは2026年7月2日、AIエージェントOpenClaw」で恋愛にまつわる作業を自動化する人々が現れていると報じました。起業家のベン・ゲーズ氏はサッカーW杯の結果に連動させ、敗戦国の女性へ「DMを開放している」と訴えるほぼ同一の動画を量産。数日で再生数100万回、200件のDMを得たといいます。

ゲーズ氏の仕組みは、OpenClawがW杯の結果を追跡し、試合後にClaudeが同じテンプレートの「トライアルリール」を自動投稿するというものです。この投稿は公開プロフィールには表示されないため、同じ内容を国名だけ変えて十数回繰り返しても外部からは気づかれにくい仕組みになっています。

利用の形は人によって様々です。PR会社創業者のジェフ・ワイスビーン氏はデートの店選びの下調べにOpenClawを使う一方、会話そのものをAIに任せることには否定的です。テック企業に勤めるケイリー氏は、交際を終える際の別れの連絡文をClaude自動生成・自動送信させていたと明かしました。

こうした使い方には賛否が分かれます。相手との関係が生まれた後にAIを介在させることには、当事者たちもためらいを見せています。ケイリー氏の場合、別れの連絡を自動化していた事実がデート相手に伝わり、「話しているのはClaudeかケイリーか」と問われる一幕もありました。

安全性の観点からは懸念も強まっています。セキュリティ重視の代替サービス「NanoClaw」共同創業者のレイザー・コーエン氏は、個人情報やアカウントへのアクセスをAIに与える際には人による承認が不可欠だと指摘。本人の同意なくAIがマッチングプロフィールを作成した事例などを挙げ、情報漏洩リスクに警鐘を鳴らしています。