Anthropic、Claude利用を振り返る新機能Reflectを公開

機能の概要

利用トピックや使用傾向を可視化
月・3カ月・半年・年単位の振り返り
休憩通知や静音時間の設定

対象とプライバシー

連携ツールの中身は非参照
健康連携・シークレット会話は除外
メモリ有効ユーザー向けベータ

狙い

AI習慣の自省を促す問い
継続利用を後押しする設計
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Anthropicは9日、対話AI「Claude」の利用状況を可視化する新機能「Reflect」を公開しました。過去1カ月・3カ月・半年・1年の各期間で、よく相談したトピックや任せたタスクの種類、利用が集中する時間帯などを一覧できる「振り返りダッシュボード」です。無料版に加えPro、Maxのユーザーがベータで利用でき、メモリ機能の有効化が条件となります。

Reflectは単なる利用統計にとどまりません。一定時間の利用後に休憩を促す通知や「静音時間」を設定できるほか、「Claudeの方が速くても自分で続けたいことは何か」といった問いを折に触れて表示します。Spotifyの年間振り返り「Wrapped」になぞらえる声もあり、自らのAIとの付き合い方を見つめ直すきっかけと位置づけています。

プライバシー面では、連携したメールなどのツール内のファイルを直接参照しない設計です。シークレットモードの会話や、健康関連の連携ツールにひも付く会話は分析対象から除外されます。機微な話題は高レベルの概要としてのみ振り返りに現れ、データは他の目的には使わないと同社は説明しています。

一方で、この機能にはClaudeを日常に欠かせないツールとして印象づける狙いも透けて見えます。米TechCrunchは、利用実績を可視化することでユーザーの定着を促し、競合への乗り換えを避けさせる効果があると指摘します。実際にReflectは、繰り返し文脈を説明する代わりに「Projects」機能を使うよう提案するなど、より深い活用へと誘導します。

今後は、Claudeの利用に費やした総時間を表示する機能も追加される予定です。また業務向けの「Claude Cowork」にも近く対応するとしており、AIの使い過ぎへの懸念が広がるなか、Anthropic節度ある利用を促す姿勢を打ち出しています。