MetaがコーディングAI「Muse Spark 1.1」公開

モデルの特徴

画像動画・文書のマルチモーダル対応

提供と価格

米国開発者向けAPIプレビュー
入力100万トークン1.25ドル
新規に20ドル分の無料枠
OpenAIAnthropicに対抗
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米メタは7月9日、エージェント型のコーディングに特化した多機能AIモデル「Muse Spark 1.1」を正式に公開しました。OpenAIAnthropicが先行するAIコーディング市場への本格参入で、米国開発者向けに公開APIプレビューとして提供を始めます。多段階の推論や複雑な作業の自動化を強みとし、先行勢との競争に挑みます。

同社によると、1.1は初代からの大幅な進化を遂げ、複雑なバグの検出と修正、複数のアプリをまたぐエンドツーエンドのエージェント作業に対応します。画像動画・文書を理解するネイティブなマルチモーダル機能も備え、大規模なコード移行の支援にも使えます。

利用料金は競争力のある水準です。ロイターによると、入力100万トークンあたり1.25ドル、出力は4.25ドルで、AnthropicClaude Haiku 4.5やOpenAIGPT-5.6 Lunaとほぼ同等の価格帯となります。企業が求める大規模な自動処理を、低コストで提供する狙いです。

提供形態も広げます。1.1はMeta AIのアプリとウェブで「Thinkingモード」として利用できるほか、新設のMeta Model APIを通じて即日使えます。新規アカウントには20ドル分の無料クレジットが付き、開発者の取り込みを図ります。

注目を集めたのが、ザッカーバーグCEOの動きです。同氏はこの発表に合わせ、約3年ぶりにX(旧Twitter)へ投稿し、Sparkを「非常に低価格で強力なエージェントコーディングモデル」と評しました。今週は画像生成AIのMuse Imageも公表しており、巨額投資に見合う成果を急いでいます。