Gemini、東南アジアで利用倍増し母語対応が牽引

記録的な普及

利用者が1年で2倍超
25歳未満が普及を牽引
若年層ほど長い対話

母語対応の強み

プロンプト約7割が母語
ベトナムは89%が母語
SEA-HELMで最高性能

用途の広がり

画像生成が累計50億枚
Spark を現地語で順次提供
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Googleは2026年、東南アジア6カ国を対象とした初の「Gemini東南アジアレポート」を公開し、同地域でGeminiアプリの利用者が1年で2倍以上に増えたと明らかにしました。同社の他アプリを上回る過去最速の普及ペースで、人口の約4割が25歳未満という若い世代が成長を牽引しています。背景には現地語での高い応答性能があるとしています。

調査対象はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国です。若いデジタルネイティブほど利用が活発で、他の年代よりも要求回数が多く、会話も長く、より詳細なプロンプトを書く傾向がみられました。

普及を支える最大の要因は母語対応です。地域全体でプロンプトの約7割が現地語で入力され、ベトナムでは89%、タイで87%、インドネシアで84%に達しました。言語モデルの評価指標「SEA-HELM」でも、Geminiは東南アジア言語で総合首位の性能を示しています。

使い方も多様です。リクエストの約4分の3がモバイル端末からで、音声や写真、動画を使った入力が全体の4割を超えました。画像生成モデル「Nano Banana」では過去1年で50億枚画像が作られ、音楽生成の「Lyria 3」でも約100万曲が生成されています。

Googleはさらに、AIエージェント機能「Gemini Spark」を今週から現地語でGemini Advanced(Ultra)契約者に順次提供します。Sparkはメールや文書作成などのWorkspaceツールと連携し、端末が閉じていても背後でタスクを進める点が特徴です。同社は6億人規模の同地域で、最も役立つAIアシスタントを目指すとしています。