xAI、Grokで児童性的画像を生成した男性を提訴

提訴の内容

xAIユーザーを初提訴
Grok悪用で児童性的画像生成
安全機能の回避と配布を主張
会社への損害賠償を請求

背景と経緯

被告は2月に逮捕済み
重罪8件で訴追中
写真加工機能が悪用の温床
3月には少年らも同社を提訴
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xAIは2026年7月15日、同社のAIチャットボットGrok」を悪用したとして、米サウスカロライナ州の男性を提訴しました。ロイターの報道によると、xAIは同人物が安全対策を意図的に回避し、非同意の画像を改変して児童性的虐待コンテンツ(CSAM)を生成・配布し、同社ポリシーに違反したと主張しています。

訴状によれば、被告の男性は写真をもとに本人の同意なく性的な画像へと変換したとされます。この男性は今年2月にCSAMの所持と配布の疑いで逮捕され、すでに8件の重罪で訴追を受けている人物です。訴状は、その刑事事件に関わる画像の「少なくとも一部」がGrokで生成・改変されたと指摘しています。

背景には、xAIGrokに搭載した画像編集機能があります。昨年に露出度の高い「スパイシー」モードを導入し、画像を編集できる機能を追加した結果、未成年を含む性的なディープフェイク画像が氾濫する事態を招きました。3月には10代の若者らが、自身を未成年として描いた画像を生成されたとして同社を提訴しています。

今回xAIは、被告の行為が同社を「重大な法的リスクと評判の毀損」にさらしたと主張しています。裁判所に対し、損害の賠償に加え、被害者から起こされる訴訟への防御費用の支払いを命じるよう求めました。あわせて、被告がxAIのアカウントを作成したりGrokを利用したりすることの差し止めも要請しています。

注目すべきは、これがGrokで作成されたディープフェイクをめぐりxAIが個人を提訴した初のケースとみられる点です。イーロン・マスク氏はかつて、Grokで違法コンテンツを作る者は違法コンテンツを投稿した場合と同じ結果に直面すると述べており、今回の提訴はその方針を実際の法的措置として示した形となります。