Tesla決算説明会、Musk発言の半分がAIとロボット
発言比率の変化
他の幹部との差
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テック系メディアのTechCrunchは2026年8月4日、金融調査会社のHudson Labsと共同で、Teslaの四半期決算説明会における発言内容を分析した結果を公開しました。2019年以降の説明会の書き起こしをAIツールで文単位に分類したところ、Elon Musk氏の発言のうち約50%がAIやロボタクシー、完全自動運転に関するものだったことが分かりました。
Teslaは前四半期に50万台近い車を出荷し、売上の70%を車両販売から得ています。それでもMusk氏はここ数年、Teslaは自動車会社ではなくAIとロボットの会社だと主張し続けてきました。2024年第1四半期の説明会では「Teslaを単なる自動車会社として評価するのは、そもそも枠組みが間違っている」と述べています。
分析によると、Musk氏がAIや自動運転に割く発言の比率は2022年時点で15〜20%程度でしたが、現在はほぼ半分まで高まりました。一方で車両と製造に関する発言は3分の1未満に減り、2025年第3四半期の説明会では20%を下回っています。
ロボットの話題もこの3年で急増しました。Teslaが人型ロボットOptimusの開発を公表した2021年の翌年、Musk氏がこの計画に触れる時間は2%以下でしたが、直近1年は10%以上を占め、2025年第3四半期の説明会では発言のほぼ3分の1に達しています。
最高財務責任者のVaibhav Taneja氏やエンジニアリング担当バイスプレジデントのLars Moravy氏など他の幹部は、直近の説明会でも約30%を自動車事業に充てています。かつては50%前後を車の製造と販売に割いていましたが、既存の自動車メーカーや中国勢との競争が強まった2024年を境に構成が変わりました。AIやロボットがまだ収益を生んでいないことが、幹部の慎重さの背景にあるとみられます。
それでも幹部が将来像を語るときの表現は、Musk氏の調子に近づいています。Taneja氏は今年の第2四半期の説明会で「大きな豊かさへの道は常に困難で、大胆な賭けが必要だ」と述べ、進捗は直線的ではないと説明しました。