Vercel、自社製品に組み込めるv0 APIを正式提供
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Vercelは8月5日、AIアプリ生成エージェント「v0」をプログラムから呼び出せる新しいAPIを正式公開しました。プロンプトを送るとv0がアプリを生成し、同社のVercel Sandbox上で開発サーバーを起動して、自社の画面に埋め込めるプレビューURLを返します。アプリ生成の機能そのものを自社製品や社内パイプラインに組み込めるようになった点が最大の変更です。
新APIでは、1つのチャットが1つのアプリに対応する独立した作業環境になります。v0はその中でファイルを読み書きし、実際にコードを実行して動作を検証するため、エラーを検知してその場で修正できます。追加のメッセージは現在の状態から続けて処理されるので、対話を重ねながらアプリを育てられます。
呼び出し方は同期・非同期・ストリーミングの3種類から選べます。非同期ならWebhookで完了を受け取れ、ストリーミングならファイル編集やコマンド実行といったエージェントの作業過程を自社の画面にそのまま流せます。GitHubリポジトリやZIP、ファイル一式からチャットを作ることもでき、既存コードの改修にも使えます。
エージェント開発者向けの接続口も3つ用意されました。MCPサーバー、AI SDK用のツール集「@v0-sdk/ai-tools」、そしてVercelのエージェント基盤eve向けのOpenAPI接続です。自作エージェントにv0をツールとして持たせれば、コード断片ではなく動くアプリを成果物として返せます。
想定される使い方は、ホワイトラベルのアプリビルダー、CIやWebhookからの自動改修、エージェント用のビルド手段の3つです。プレビュー用トークンは短命で、サーバー経由でプロキシする設計のためAPIキーがブラウザに露出しません。デザインシステムをスキルとして読み込ませれば、生成物を自社の見た目に揃えることもできます。
一方で注意点もあります。旧v1のチャットは新APIでは動かないため、残したいバージョンをZIPで書き出し、新しいチャットとして作り直す必要があります。接続先もapi.v0.dev/v2に変わり、応答は最終テキストだけでなくpartsを描画する前提に切り替わりました。