DeepSeekがHarness公開、API価格を引き上げ

Harnessを新規公開

オープンソースで公開
Claude Codeに対抗
全要素をプラグイン化

V4-Proが正式版へ

エージェント性能を強化
Responses APIに対応
推論強度を3段階で選択

API価格が大幅上昇

8月16日からピーク制導入
出力価格が最大4倍超に
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DeepSeekは8月13日、オープンソースのエージェント基盤DeepSeek HarnessMITライセンスで公開するとともに、新モデルV4-Proの正式版をAPIやアプリで提供開始しました。Harnessはコーディングエージェント分野で存在感を持つAnthropicClaude Codeに対抗する製品と位置づけられ、あらゆる構成要素をプラグインとして置き換えられる設計が特徴です。

Harnessは開発者プレビュー版として提供され、リポジトリを読み込んでファイルを編集したり、シェルコマンドを実行したり、ウェブを検索したりする機能を備えています。公開初日からGitHub上で約2万7500個のスターと2000件のフォークを集めるなど、開発者の関心を集めています。ただし公式には「互換性を破壊する変更がある」と注意喚起されており、まだ安定した本番運用向けの製品ではありません。

V4-Proは4月に発表されたV4シリーズの正式版で、エージェント関連の性能が大きく強化されました。OpenAIResponses APIにネイティブ対応し、Codexとの連携も一クリックで設定できるようになっています。さらに推論の強度を「Non-think」「Think High」「Think Max」の3段階から選べるようになり、タスクに応じて処理時間とコストを調整できます。

一方でDeepSeekは8月16日16時(UTC)から、API料金を時間帯によって変動させる新方式に切り替えます。ピーク時間帯とオフピーク時間帯を設け、V4-Proの出力価格は最大で現在の4倍超に上昇する見込みです。オフピークの割引価格であっても、多くの項目で現在より値上げとなります。

今回の発表は、DeepSeekがモデル性能や価格の競争にとどまらず、エージェントが動作するためのソフトウェア基盤そのものを提供する方向へ舵を切ったことを示しています。モデル自体は代替しやすい一方、ツール呼び出しやセッション管理を担うHarnessのような基盤は置き換えにくいとの見方もあり、DeepSeekの今後の展開が注目されます。