NvidiaがSB Energyに15億ドル出資、OpenAI拠点へ

出資と独占供給

15億ドル出資で独占供給
与信枠は1050億ドル
容量は4.25GW、最大8GWへ

拠点の背景

核燃料関連の国有地
併設で330億ドルのガス発電

地域への還元

建設雇用3.5万人創出見込み
地域投資4000万ドル拠出
学生向け8400万ドル相当支援
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Nvidiaは17日、ソフトバンクグループ系のデータセンター開発会社SB Energyに15億ドルを出資すると発表しました。この出資により、Nvidiaはオハイオ州ピク郡で進む米OpenAIの巨大データセンター「PORTS-Pike」プロジェクトで、コンピュート基盤を独占的に供給する立場を確保します。

SB Energyの既存投資家にはソフトバンクグループとOpenAIが名を連ねています。ソフトバンクは以前、58億ドル相当のNvidia株式を保有していましたが、2025年11月に全株を売却し、他のAI関連投資の資金に充てました。Nvidiaは今回、施設建設を支援するため最大1050億ドルの与信枠も提供する計画です。

PORTS-Pikeの用地は米エネルギー省が所有し、かつて核兵器や原子力潜水艦向けにウラン濃縮を行っていた歴史を持ちます。同サイトには出力9.2ギガワットの天然ガス発電所も新設される予定で、建設費は330億ドルに上る見込みです。

天然ガス発電所の建設費が高騰している背景には、過去2年間で建設コストが66%上昇したことがあります。SB Energyの発電所を含む同様の計画が相次いで完成する時期には輸出向け需要とも競合し、一部地域で天然ガス価格が3倍に跳ね上がる可能性も指摘されています。

一方、OpenAIは同日、SB EnergyやNvidia、米エネルギー省と連携してPORTS-Pikeで約8ギガワットのIT容量を確保する契約を結んだと発表しました。建設期間の6年間で3万5000人の雇用を生み、稼働後も2500人規模の常時雇用が見込まれるとしています。

OpenAIは地域向けに4000万ドルの助成基金を新設するほか、オハイオ州の大学生全員が利用できる8400万ドル相当のChatGPT向けCodexクレジットも提供します。Nvidiaにとってもこの一連の契約は、2030年までに最大6000億ドル規模の売上機会になるとみられています。