MCP新仕様、接続先に防御責任を移行

仕様変更

セッション制御の廃止
要求単位の情報伝達

新たな攻撃面

保存型XSSの持ち込み
ハンドル乗っ取り
ネットワーク監視の死角

優先対策

全要求の認証と検査
発行先と利用者の照合
実環境での動作検証
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MCPは7月28日、初回公開以来最大の仕様改定をリリースし、セッションを持たない中核、OAuth対応、MCP Appsなどを導入しました。公開初日には4つのTier 1 SDKが新仕様に対応し、CloudflareのAgents SDKも即日対応した一方、記事は防御の実施主体がプロトコルから接続先と開発者へ移ったと指摘しています。

新仕様ではMcp-Session-Idヘッダーと、クライアントを特定のサーバーに結び付ける初期化手順が削除されました。プロトコル版、クライアント情報、機能は各リクエストに含まれるため、任意のサーバーインスタンスが処理できます。

記事は新たな攻撃面として、MCP Apps内の保存型XSS、ポータブルハンドルの乗っ取り、ネットワーク監視では見えない制御の空白を挙げます。特にハンドルは会話内の文字列にすぎず、Jiraチケットやツール応答へのプロンプトインジェクションで有効な認証情報が攻撃者に渡る恐れがあると説明しています。

対策の優先事項は、すべての呼び出しに対する検査と強制、ハンドルを提示した主体と発行先の照合、MCP Appsが描画するHTMLの管理です。OAuth 2.1とPKCE、厳格なリダイレクトURI照合、対象サーバーに限定したトークン検証も推奨しています。

さらに、ホストプロセス、ローカルMCPサーバー、クライアント描画を接続先で可視化し、実際のモデルと業務フローで移行後のサーバーを試す必要があるとしています。旧HTTP+SSE転送方式などの廃止は7月28日から12カ月後、早くても2027年半ばであり、移行を安全対策として進めるべきだと結論付けています。