GoogleとNASA、宇宙からメタン排出源をAI検出

検出性能

360万件の模擬噴出で学習
人の専門家比で50%多く検出
世界で2万3000件超を追加特定
最大級埋立地25件中24件

公開と活用

Earth Engineで公開
Kaggleでモデル公開
GitHub推論ツール公開
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GoogleとNASAジェット推進研究所(JPL)は2026年9月9日、PNAS掲載の研究で、NASAの衛星搭載機器EMITの観測データから世界のメタン排出を追跡するAIモデル「MAPL-EMIT」を発表しました。物理シミュレーションで生成した360万件のメタン噴出データを学習し、複雑でノイズの多い地表でも排出源を大規模に見つけ、迅速で的を絞った温暖化対策につなげます。

MAPL-EMITは、人間の専門家より50%多くメタンプルームを検出しました。さらに世界で2万3000件超を追加特定し、排出量が最大級の埋立地25カ所のうち24カ所を捉えています。

メタンは100年間で二酸化炭素の30倍の温暖化効果を持つ強力な温室効果ガスです。見落としを減らして排出源を広域で絞り込めれば、政策担当者や施設運営者は対策地点の優先順位を付けやすくなります。

Googleは世界のプルームデータベースと可視化アプリをEarth Engineで公開しました。モデルはKaggle、推論ツールはGitHubでオープンソース提供しており、研究者、政策担当者、事業者が利用できる環境を整えました。