NVIDIA基盤、主要ロボタクシーが採用

技術基盤の全体像

学習・検証・車載の三層
DGXによるAI学習
RTX PROでの仮想検証

希少場面への対応

実走行データの再構成
条件を増やす合成データ
配備前の弱点特定

世界で進む採用

商用大手への基盤採用
自社技術との組み合わせ
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NVIDIAは2026年9月10日、世界各地で商用規模のサービスを展開する主要ロボタクシー事業が、AI学習、シミュレーション、車載処理のいずれかで同社のモジュール型技術基盤を採用していると発表しました。各社が数千台規模でも安全性と信頼性を保つには、実走行だけでなく、希少な交通場面を再現・検証する大量の計算資源が必要なためです。

中核は、モデル学習用のDGX、シミュレーションと検証用のRTX PROサーバー、車載用のDRIVE HyperionとDRIVE AGXという三つの計算基盤です。開発企業はNVIDIAのライブラリやモデルを、自社のデータや技術基盤と組み合わせられます。

学習では、Alpamayoの視覚・言語・行動モデルが複雑な運転場面を段階的に推論し、安全な走行経路の選択を支援します。検証では、Omniverse NuRecがセンサーデータから実際の走行場面を再構成し、Cosmosが交通、天候、照明、センサー条件を変えた合成データを生成します。

車載基盤のDRIVE Hyperion 10は、2基のDRIVE AGX Thorに高精細カメラ14台、レーダー9台、LiDAR3台、超音波センサー12台を組み合わせ、360度のセンサー情報をリアルタイムで統合します。計算機とセンサーを冗長化し、一部が故障しても走行を続けられる設計です。

NVIDIAは、Mercedes-BenzとUber、NissanとWayveとUberなどが同社基盤を使う開発計画を進めていると説明しました。記事が紹介する市場予測では、ロボタクシー市場は2035年に4,000億ドル、商用車両は600万台超に達する見通しで、開発から量産・運用までを一体で拡張できる計算基盤の重要性が増しています。