Google、Gemini 4 Argonを限定公開

限定公開と価格

初期提供は信頼する防御担当者
入力100万トークン2ドル
出力100万トークン10ドル

評価と処理能力

18評価中13件で首位・同率
出力上限100万トークン
長期開発評価77.9%

社内実績と安全

記憶領域300TiB超の解放
4領域で安全対策強化
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Googleは2026年9月30日、長時間の複雑な作業向け最上位AI「Gemini 4 Argon」を発表しました。まずFairwind Programを通じて信頼するサイバー防御担当者に提供し、アメリカ政府の任意の事前アクセス手続きと安全対策の検証を進めた後、開発者・企業・消費者へ順次広げます。高性能に伴う悪用リスクに備える段階公開です。

Googleが開示した18件の比較評価では、Argonが12件で単独首位、1件で同率首位となりました。長期ソフトウェア開発のDeepSWE v1.1は77.9%、業務自動化のAutomationBenchは51.3%、脆弱性修正のCWE-bench v1は68%で首位に並びました。ただしOpenAIやAnthropicのモデルが上回る評価もあり、用途別の検証が欠かせません。

出力上限は従来の6万4,000トークンから100万トークンへ拡大し、長期のコード移行や監査、法務調査などを一続きで処理しやすくしました。導入時のAPI価格は100万トークン当たり入力2ドル、出力10ドルで、キャッシュ済み入力は入力価格から95%割引です。ただし一般利用者は広範な提供開始まで待つ必要があります。

Google社内では数千人がArgonを専門的な開発や調査、執筆に利用しています。同社によると、エージェントがデータセンターの記憶領域を300TiB超解放し、C/C++からRustへの移行ではFuchsiaのZirconカーネルの80万行超も対象にしています。動画デコーダーlibgav1では3万2,000行の処理を置き換え、既存のRust版より2.7倍高速になったと説明しました。

サイバー防御では、脆弱性の発見・検証・修正を自律実行し、Wizの取り組みで病院向けソフトウェアから個人情報をさらす重大な欠陥を見つけたとGoogleは報告しました。広範な公開に向け、悪用防止、指示乗っ取り対策、意図逸脱の監視、実行環境の隔離という4領域を強化します。企業には、公開後に自社の実務で性能、安全性、運用コストを確認する作業が残ります。