Instinct、未依頼の商品提案に利用者反発

新機能の狙い

Selectionsを開始
人による選定
飲食旅行買物が対象

利用者の反応

未依頼の提案表示
メールと旅程を活用
広告的との受け止め

収益化の可能性

収益化方法は未公表
年間取引10億ドル目前
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AIスタートアップInstinctは9月29日、飲食、旅行、買い物の個人向けリストを届ける新機能「Instinct Selections」を始めました。AIの学習データだけでなく料理人やデザイナー、旅行案内人らの選定を組み合わせる試みですが、依頼していない商品が表示された利用者から広告のようで不快だとの反応が出ています。同社は収益化の有無を明らかにしていません。

創業者のNoah Shinn氏は、地元の料理人が選ぶ飲食店や旅行案内人が選ぶ道、独立系デザイナーの商品などを、利用者の好みや予算に合わせて提案すると説明しました。ただし、提携する専門家の具体名は公表していません。

利用者からは、必要としていない旅行かばんやサングラス、帽子を勧められたとの報告がありました。別の利用者は、メールの内容と今後の旅行予定を基に購入品を提案されたことへ違和感を示しています。

TechCrunchは、提案を役立てるには利用者が求めた場面や会話の流れに沿わせる必要があり、無作為に送るなら精度の高い個別化が欠かせないと指摘しました。そうでなければ迷惑な広告と受け取られ、MetaやOpenAIのエージェントとの競争で不利になり得るとの見方です。

Instinctは推薦から収益を得ているか、広告、通販、成果報酬へ展開するかを説明していません。同社は直近に評価額100億ドルで10億ドルを調達し、創業者によるとエージェント経由の年間取引額は10億ドルに近づき、その半分超を旅行が占めます。