Meta、Muse共有を停止 設計欠陥で会話露出

設計上の問題

共有タイトルのDNS露出
単一検索で6800件特定
機密情報を含む会話

Metaの対応

共有機能の一時停止
10月8日の脆弱性報告

導入企業への示唆

AI共有リンクの棚卸し
最小権限と公開範囲管理
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セキュリティ企業Clarocは2026年10月19日、Metaの汎用AIエージェント「Muse」で、利用者が会話を共有するためのウェブリンクを第三者が見つけられる設計上の問題を報告しました。調査では6800件のリンクを特定し、個人情報や企業の機密情報を確認したため、Metaは共有機能を一時停止して発見方法の見直しを始めました。

原因は、会話タイトルをURLのパスではなく、cf.metaaiusercontent.com配下のサブドメインに入れた設計です。共有相手がリンクを開くとDNS応答が観測され、パッシブDNSの検索サービスからタイトル付きのURLを洗い出せる状態でした。

Clarocは数百件を開き、AI研究所との採用面談メモ、社内売上レビュー、融資申請、銀行の不正利用警告、不動産の収益情報、従業員の休暇予定などを確認しました。推測困難な文字列が付いていても、研究者によればリンクの収集には一度の検索しか必要ありませんでした。

Claroc共同創業者兼CTOのAsaf Aprozper氏は10月8日、Metaのバグ報奨金制度を通じて問題を報告したと説明しています。Metaは調査内容を検討し、リンクが発見される仕組みの変更を考える間、機能を停止すると回答しました。

Museはフォーム入力や予約、購入などの代行に幅広いアカウント権限を必要とします。導入企業は、共有URLを事実上の非公開手段とみなさず、DNSを含む公開範囲、保存する会話内容、AIエージェントに与える権限を併せて点検する必要があります。