Recursive、AI主導でノートPC用Flintを開発

端末で動く設計

400億の混合専門家モデル
稼働は25億パラメータ
ローカル・オフライン動作
Apache 2.0で無償公開

AIによる開発

開発期間は4カ月未満
低ビット化で71%縮小
専用カーネルの高速化
人間監督下の研究循環
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AI新興企業Recursiveは2026年10月21日、ノートパソコン上で動く無料のコーディングモデル「Flint」を公開しました。同社の自動研究システム「Eureka Machine」が事前学習から推論まで開発のほぼ全工程を支援し、少人数の研究チームが4カ月未満でモデルを一から構築しました。コードを外部サーバーに送らず、利用料も抑えられる点が特徴です。

Flintは総400億パラメータのMoE(混合専門家)モデルで、処理ごとに25億パラメータだけを使います。Apple M4 Pro搭載MacBook Proで毎秒約131トークン、Nvidia RTX Sparkで毎秒150トークン超を生成したとRecursiveは説明しています。

SWE-Bench Verifiedでは、500億パラメータ未満の他モデルを上回り、同社が集計した6試験の平均ではAlibabaのQwen3.8 27Bに次ぐ成績でした。一方、大手の有料コーディング支援より多くの指示が必要で、大きな作業は小さく分けるよう同社は勧めています。

Eureka Machineは研究案の立案、実験、結果を踏まえた次の試行を担い、疎なモデル構造や新たな学習法、特定チップ向けコードを考案したといいます。低ビット学習では品質をほぼ保ったままFlintを71%縮小し、専用カーネルで計算を高速化しました。

FlintはHugging FaceでApache 2.0ライセンスの下、無償公開されました。開発者はオフラインで利用でき、コードを端末内に保ち、クラウド型AIの従量課金を避けられます。

今回の開発は、AIが次のAI開発を支える再帰的自己改善の初期実証です。Recursiveは現行システムを人が監督し停止できると説明する一方、自己改善が高度化すれば制御を失うとの懸念や、アメリカ議会で禁止を求める複数の法案もあります。