Walmart、AI代理購入を来月解禁
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米小売大手Walmartは2026年10月21日、AIエージェントが顧客に代わって商品を検索・購入できる「Agent Gateway」と、購入権限を管理する「Agent Profiles」を発表しました。Gatewayはベータ提供中で、Profilesは11月に導入し、WalmartとSam’s Clubの買い物に対応します。同社は利用者の承認と情報保護を前提に、エージェント型商取引を広げます。
Agent Gatewayは、Anthropicが開発したオープン規格MCPを使い、承認済みのAIエージェントをWalmartの商品検索や決済機能へ接続します。ブラウザー操作のつまずきを減らしつつ、顧客の個人情報や購入履歴をエージェントへ直接渡さず、普段選ぶブランドや商品を見つけられる設計です。
Agent Profilesでは、利用するエージェントごとに専用プロフィールをWalmartアカウントへ連携し、本人の購入と代理購入を分けて確認できます。初期設定は全取引の承認が必要ですが、たとえば100ドルまでといった利用上限を設ければ、その範囲内の購入を事前に許可できます。
利用者はプロフィールをいつでも削除でき、エージェントの利用を停止できます。Walmart+会員でなくてもWalmartアカウントがあれば利用でき、エージェント経由の注文にも通常の返品手続きが適用されます。
Walmartは、エージェントが顧客の意図を超えて行動することや、支払い情報へアクセスすることを禁じ、作業に必要な情報だけにアクセスを限定します。規約に従わないエージェントは遮断する方針で、AIエージェントを排除するAmazonや一部の旅行・予約サイトとは異なる戦略を鮮明にしました。