MetaのMuse、利用者1000万人超で購買利用拡大
急伸する利用実態
収益化の設計
大規模展開への布石
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Metaは2026年10月21日、水曜日の第3四半期決算説明会で、AIエージェントアプリ「Muse」の利用者が1000万人を超えたと明らかにしました。設定した人の約25%が毎日利用し、定着率も改善しています。なかでも買い物が主要用途となり、購買に使う熱心な利用者の4分の1超では平均購入額が200ドルを超え、同社は利用規模だけでなく支出の大きさにも注目しています。
MuseはPlaidの接続機能を通じて銀行口座と決済アプリを連携し、AIによる代理購入を可能にしています。Metaによると、Plaidはほかのサービスでは見られないほどの利用状況だと同社に伝えました。
買い物以外では、メールやカレンダーをつないだ個人生産性向上の用途が人気です。Mark Zuckerberg氏は、これをMuseの安全設計への信頼の表れと説明し、データとプライバシーを守る「Muse Secure VM」に加え、Metaさえ内容を見られなくする「Muse Confidential VM」の提供予定も示しました。
MetaはMuseが製品市場適合を達成したとして、今後は規模拡大、増収、計算コストの最適化に軸足を移します。大半の利用者には無料で提供しつつ、取引の一部を手数料として受け取り、高性能モデルや追加トークンを求める利用者には課金する計画です。将来は1人当たり売上高がFacebookやInstagramなど既存アプリ群の現在の水準を上回ると見込んでいます。
Museは現時点で計算負荷が高いものの、Metaは今後1年でコスト効率を10倍超改善し、収益源の拡大後に黒字化できるとみています。数年で10億人超に対応する能力を整え、スマートグラスの中核にも据える方針です。さらに、家族や友人のMuse同士、利用者側と企業側のエージェント同士が連携する「Muse network」の構想も示しました。