IEEE、全文に基づくAI研究支援を提供

検索専門家IEEE

文献検索を高度化

自然文で論文を検索
長文から類似研究発見
検索結果を即時要約

信頼性を優先

査読済み全文を参照
出典リンクで検証可能
根拠不足時は不回答

開発と提供形態

機関契約向け追加プラン
3千人超が開発に参加
詳細を読む

IEEEは、デジタルライブラリー「IEEE Xplore」に、査読済み論文や会議録など数百万件の全文を根拠として回答するIEEE Xplore AI Research Suiteを追加しました。機関契約者向けの任意の追加契約として提供し、自然言語による検索、結果の要約、専門用語の文脈内説明を通じて、複雑な技術文献の把握を速めます。

STEM文献向けに最適化した独自AIを採用し、利用者は自由形式の質問や長文を入力できます。従来のキーワード検索にとどまらず、類似研究や新たな解決策につながる文献を探せる設計です。

幻覚を抑えるため、検索対象をIEEEの査読済み全文と専門家が選定したSTEMメタデータに限定しています。関連する科学的根拠が見つからない場合は回答を作らず、その旨を利用者に伝えます。AIによる概要には原文へのリンクが付き、根拠を直接検証できます。

開発では、技術者、科学者、図書館情報の専門家を含む3,000人超が試験に参加し、研究手順に沿うよう機能を改善しました。IEEEによると、全文とメタデータの双方を使う内部試験では、主要な全評価指標で結果の品質と精度が3倍になりました。

企業の研究開発チームにとっては、検索から要約、原典確認までを一つの環境で進められる点が実務上の利点です。導入時は、回答範囲がIEEEの収録資料に限られることを踏まえ、自社の調査対象との適合性を見極める必要があります。