Vercel、データキャッシュをRuntime Cacheに統合

統合と容量

4つのAPIを一本化
既存コードの変更不要
Proは従来比8倍の容量

性能と運用

Enterprise容量は10倍
混雑時の読み込み遅延を低減
利用状況の可視性を改善
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Vercelは10月30日、Next.jsのData CacheをRuntime Cacheに統合すると発表しました。Next.jsのfetchキャッシュやunstable_cacheを使う開発者はコードを変更する必要がなく、複数APIの保存容量や利用状況を一元管理できます。

統合後、Proではプロジェクトと環境ごとに、従来のチーム共用Data Cache容量の8倍を割り当てます。Enterpriseの保存容量は従来のData Cacheの10倍となり、頻繁なキャッシュ追い出しを抑えます。

Vercelはキャッシュ読み込みの改善も進めました。大規模リージョンで負荷が集中した際、回路遮断機能によりp99読み込み遅延を同程度のトラフィック時の従来水準の約5分の1に下げたとしています。

ObservabilityのRuntime Cache画面にはデプロイ情報、再検証の理由、書き込み利用率を追加しました。リリース後の挙動変化や更新理由、書き込まれても読まれにくいデータを把握しやすくします。

これまで請求対象でなかったData Cacheの読み書きには、今後Runtime Cacheの料金体系が適用されます。既存チームには移行と請求の詳細を事前に案内し、新規チームではRuntime Cacheを標準利用にするとしています。