inMusic、AkaiやMoog製品の改造を公式支援

開発環境を公開

MPCなどのコードを公開
改造向けSDKを提供
故障を防ぐリセット機能

演奏の安定性も重視

NAMMで22製品を体験
Moog製品も対象に
改造コミュニティを受容
詳細を読む

AkaiやMoogを傘下に持つinMusicは、音楽機器のユーザー改造を支援する方針です。CEOのジャック・オドネル氏は、MPCなどの内部仕様やコードを公開し、開発者向けSDKも用意すると説明しました。

SDKは改造を容易にするとともに、機器が起動不能になるリスクを抑える狙いがあります。公式ソフトの安定性を保ちながら、実験後に状態を戻せるリセット機能も検討しています。

同社は音楽機器の見本市NAMMで、傘下ブランドの22製品を試せる「Creator Lab」を設ける計画です。アナログ回路を持つMoog製品についても、回路部分を適切に扱う開発基盤を整え、改造の余地を探ります。

改造をめぐっては、ファームウェア変更で故障や保証への影響を懸念するメーカーもあります。一方、inMusicは利用者を締め出すより、安全に試せる道具を提供する考えで、音楽機器の開発参加を広げようとしています。