Google、全米最優秀教師56名にAI活用研修を実施

AI研修の内容

Geminiで事務作業を効率化
自然言語だけでアプリ開発体験
個別最適化された授業設計を支援

教師が作った成果物

動作検知で演奏する音楽ツール
グアムの衣装で描くマクベス動画
食品科学の熱力学可視化アプリ

今後の展望

CCSSOと連携し教師支援を継続
AIで生徒の学習障壁を克服へ
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Googleは2026年2月、カリフォルニア州マウンテンビューの本社キャンパスに全米50州から選ばれた最優秀教師56名を招き、AI活用に関する研修プログラムを実施しました。州教育長協議会(CCSSO)との共催で、教育現場における生成AIの可能性を探る1日のイベントです。

研修ではGoogleエンジニアチームがAI技術の基礎を解説し、Geminiを使って授業準備や成績管理などの事務作業を効率化する方法を紹介しました。教師が本来の教育活動に集中できる環境づくりが目的です。

目玉となった「Future Tenseワークショップ」では、教師たちがプログラミング経験なしに自然言語の指示だけでアプリを開発する「バイブコーディング」を体験しました。Geminiに作りたいツールの機能を説明するだけで、実用的な教育アプリが完成する仕組みです。

音楽教師は学習障害のある生徒が画面上の動作で楽器を演奏できるツールを開発し、英語教師はグアムの伝統衣装をまとったキャラクターでシェイクスピアを再現するアニメーションを制作しました。モンタナ州の調理実習教師は食品科学の熱力学を可視化するアプリを構築しています。

Googleは今後もCCSSOと連携し、AIを活用した教育支援を継続する方針です。適切なツールがあれば教師創造性がどの教科でも学びを変革できることが示され、全米の教育現場への波及効果が期待されています。