AI原発スタートアップFermi、CEOとCFOが突然退任し株価22%急落
出典:TechCrunch
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AI向け原子力発電を手がけるスタートアップFermiの共同創業者兼CEOトビー・ノイゲバウアー氏とCFOマイルズ・エバーソン氏が突然退任し、2026年4月20日の取引で株価が22%急落しました。ノイゲバウアー氏は会長職も辞任しましたが取締役には残留し、筆頭独立取締役のマリウス・ハース氏が新会長に就任しています。
Fermiは元米エネルギー長官リック・ペリー氏が共同創業した企業で、テキサス州アマリロに原子炉でAIデータセンターに電力を供給する大型キャンパス「Project Matador」を建設中です。しかし近月、主要顧客との摩擦が報じられるなど、プロジェクトの進捗に懸念が出ていました。
同社はこの経営刷新をダラスへの本社移転などと合わせて「Fermi 2.0」と銘打ち、戦略的進化として投資家にアピールしています。しかし市場はCEO・CFO同時退任を深刻なリスクシグナルと受け止め、株価の大幅下落につながりました。
AI需要の急増に伴い、データセンター向け原子力発電は成長分野として注目を集めています。Fermiの経営混乱が同分野全体の信頼性にどう影響するか、今後の動向が注視されます。