AI Dungeon開発元がRPG制作基盤Voyageを公開

Voyageの特徴

AIが全NPCの会話を動的生成
プレイヤーが自由にゲーム世界を設計
5年開発のWorld Engineが中核
キャラの記憶と関係性が持続

事業展開と提携

Google AI Futures Fundと提携
元Roblox幹部が取締役に就任
月額15〜50ドルのサブスク予定
16万超のAIキャラが生成済み
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AI Dungeonで知られるLatitude社が、AIを活用したRPG制作プラットフォーム「Voyage」を発表しました。プレイヤーは地域や都市、クエスト、敵キャラなどを記述するだけで、AIがゲーム世界のコードを自動生成します。テキストベースのRPGで、NPCとの会話はすべてAIによるリアルタイム生成であり、固定スクリプトは存在しません。

Voyageの中核技術は、開発に5年を要した独自の「World Engine」です。複数のAIシステムが連携し、ナレーション、ゲームプレイ管理、キャラクターの記憶や関係性の追跡を担います。たとえばプレイヤーがあるキャラクターを裏切れば、そのキャラは以降の場面で敵対的に振る舞うなど、文脈を保った反応が実現されています。

ビジネス面では、GoogleのAI Futures Fundとの提携を発表し、自社モデルに加えてGemini FlashやGemmaなどのサードパーティモデルも組み合わせて活用します。元Roblox最高事業責任者のCraig Donato氏が投資家兼取締役として参画し、Album VC、Griffin Gaming Partners、Midjourney、NFXなども出資しています。

現在は拡張ベータテスト中で、オープンベータは年内を予定しています。基本プレイは無料で、月額15ドル・30ドル・50ドルのサブスクリプションプランを導入予定です。すでに16万以上のユニークなAIキャラクターが生成され、平均プレイヤーは約3,000回のゲーム内選択を行っています。