Google翻訳が20周年、発音練習機能を新搭載
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Google翻訳が2026年4月28日にサービス開始から20周年を迎えました。これを記念して、Googleは長年要望の多かった発音練習機能をAndroidアプリに新たに搭載しました。AIが発話を分析して即座にフィードバックを返す仕組みで、まず米国とインドで英語・スペイン語・ヒンディー語に対応しています。
Google翻訳は2006年の提供開始当初から機械学習を活用してきました。初期は統計的機械翻訳に依存していましたが、2016年にはニューラルネットワークへ大規模に移行し、単語単位の直訳から自然な翻訳への転換を実現しました。現在はGeminiモデルと最新世代のTPUを活用して、慣用句やスラングの文脈まで理解できる翻訳を提供しています。
現在Google翻訳は約250言語、6万以上の言語ペアをサポートしており、世界人口の95%をカバーしています。月間10億人以上が翻訳サービスを利用し、毎月約1兆語が翻訳されています。ヘッドフォンを使ったリアルタイム同時通訳機能では、話者の声のトーンやリズムを保ちながら翻訳が行われ、セッションの3分の1以上が5分を超える会話に使われています。
語学学習分野でも活用が広がっています。モバイル版ユーザーの約3分の1が新しい言語の学習に翻訳アプリを利用しており、AIを活用した練習機能では学習目標の設定や進捗管理が可能です。また、カメラを使ったLens翻訳はメニューや看板のリアルタイム翻訳で旅行の必需品となり、Circle to Searchでの翻訳もAndroidユーザーに人気の機能となっています。
翻訳の利用形態も多様化しています。AI Modeを使ったZ世代スラングの翻訳や、テキストの絵文字変換、アメリカ手話の翻訳検索が増加しています。一方で、20年間を通じて最も多く翻訳されるフレーズは「ありがとう」「元気ですか」「愛しています」といった、感謝や人とのつながりを表す言葉であり続けています。