Gemini、英国でパーソナライズ機能を本格展開

記憶と文脈の活用

過去の会話から好みや関心を学習
ユーザーごとに最適化された応答を生成
設定でオン・オフを自由に切り替え可能

他社AIからの移行支援

メモリインポート機能の提供開始
他AIアプリの記憶をGeminiに一括移行
チャット履歴のZIPアップロードにも対応
過去の会話を引き継ぎ継続利用が可能
詳細を読む

Googleは4月29日、AIアシスタントGeminiの新たなパーソナライズ機能を英国で提供開始すると発表しました。目玉となるのは「Memories」設定で、過去の会話からユーザーの好みや関心事を学習し、より自然で文脈に即した応答を返す仕組みです。この設定はデフォルトでオンになりますが、ユーザーはいつでもオフに切り替えられます。

具体的な活用例として、以前お気に入りの漫画について話したユーザーには、そのキャラクターをテーマにしたパーティー企画を提案したり、読書の好みを踏まえた書籍推薦を行ったりすることが可能になります。単なる汎用ツールではなく、個人の文脈を理解したパートナーのような体験を目指しています。

さらにGoogleは、競合AIサービスからの乗り換えを促進するスイッチングツールも同時に発表しました。他のAIアプリで蓄積したメモリや好みの情報を、専用プロンプトを使ってGeminiにインポートできます。設定画面からインポートオプションを選び、他のAIアプリが生成した要約をGeminiに貼り付けるだけで、好みや個人情報が即座に反映されます。

チャット履歴の移行にも対応しており、他社AIプロバイダーからエクスポートしたZIPファイルをアップロードすることで、過去の会話スレッドを検索・継続できます。メモリインポートとチャット履歴インポートの両機能は、今後数週間かけて段階的にロールアウトされる予定です。GoogleはAIアシスタント市場でのユーザー囲い込みと新規獲得の両面で攻勢を強めています。