Shapes、人とAI混在のグループチャットで800万ドル調達
サービスの特徴
人間とAIキャラが同一チャットで会話
ユーザー作成のAIキャラが300万体超
AIが自発的に会話を開始・維持
月間アクティブユーザー40万人超
狙いと成長
1対1AI依存の孤立問題に対処
年初からユーザー6倍に急成長
1日2〜4時間利用するヘビーユーザー多数
Lightspeed主導でシード資金調達
出典:TechCrunch
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AIチャットアプリを手がけるスタートアップShapesが、シードラウンドで800万ドル(約12億円)の資金調達を実施しました。Lightspeedがリードし、AI Capital Partners、AI Grantなどが参加しています。同社は2022年設立で、人間とAIキャラクターが同じグループチャット内で会話できるアプリを開発しています。
Shapesの最大の特徴は、AIとの対話を1対1の閉じた空間ではなく、人間同士の日常的なグループチャットの中に組み込んでいる点です。AIキャラクターは「Shape」と呼ばれ、他のユーザーと同じようにグループ内で発言できます。透明性のためにAIであることは明示されますが、機能的な制限はありません。ユーザーは自分でShapeを作成し、性格を設定することも可能で、すでに300万体以上のShapeが作られています。
創業者のMittal氏とDhingra氏は、AIチャットボットとの長時間の1対1のやりとりが妄想や偏執を引き起こす「AIサイコシス」問題に対処できると考えています。AIを人間同士の会話の中に溶け込ませることで、孤立ではなくコミュニティとしてのつながりを促進する狙いです。Mittal CEOは「人間の会話が中心で、AIはその中のファシリテーター」と語っています。
成長面では、口コミを中心に年初からユーザー数が6倍に増加しました。月間アクティブユーザーは40万人を超え、数千人のユーザーが毎日2〜4時間をアプリ内で過ごしているといいます。ファンダムを軸としたサブカルチャーコミュニティが特に人気を集めており、調達資金は開発の加速とユーザー獲得に充てる方針です。