StripeがAIエージェント対応デジタルウォレット「Link」発表
出典:TechCrunch
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Stripeは2026年4月30日、年次カンファレンスにおいてデジタルウォレット「Link」を発表しました。Linkは従来のデジタルウォレット機能に加え、自律型AIエージェントがユーザーに代わって買い物や予約、チケット購入などの決済を行える点が特徴です。Web、iOS、Androidの各プラットフォームで利用可能となっています。
Linkではカード、銀行口座、暗号資産ウォレット、後払いサービスなど多様な決済手段を登録できます。支出状況の確認やサブスクリプションの追跡、登録決済手段の更新といった管理機能も備えています。対象加盟店での購入には90日間の購入保護も提供されます。
AIエージェントによる決済では、まずユーザーがOAuth認証を通じてエージェントにウォレットへのアクセスを許可します。エージェントが支出リクエストを作成すると、ユーザーのモバイルやWebに通知が届き、取引内容を確認したうえで承認する仕組みです。生の決済情報をエージェントに渡す必要がないため、セキュリティ上の懸念を軽減できます。
技術基盤にはStripeの新サービス「Issuing for agents」が使われています。エージェント向けにワンタイム仮想カードを発行し、リアルタイムの認可制御と取引の可視化を実現します。Stripeは今後、支出上限の設定や承認なしでの自動決済、ステーブルコイン対応なども追加する予定です。AIアシスタントを開発する企業にとっては、独自のウォレット構築を省略できる選択肢にもなります。