ChromeのAI機能が4GBのストレージを無断消費

問題の概要

Gemini Nanoのモデルファイルが原因
AI機能有効時に自動ダウンロード
4GBのweights.binがローカル保存
ユーザーへの事前通知なし

対処と背景

ファイル削除だけでは再ダウンロード
設定からオンデバイスAIの無効化が必要
プライバシー重視のローカル処理が前提
Googleはストレージ要件の明示不足
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Google Chromeで特定のAI機能を有効にすると、Gemini Nanoのモデルファイル(weights.bin)が自動的にダウンロードされ、約4GBのストレージを消費していることが判明しました。The Vergeが2026年5月6日に報じたもので、多くのユーザーがストレージの不可解な減少に気づいてから問題が表面化しています。

Gemini Nanoは、Chromeの詐欺検出やライティング支援、オートフィル、サジェスト機能などを動かすオンデバイスAIモデルです。クラウドではなくローカルで推論を行うため、学習パラメータをデバイス上に保持する必要があります。これによりプライバシー面の利点はあるものの、ストレージ容量が限られたデバイスでは大きな負担となります。

問題の解決にはファイルの単純な削除では不十分です。AI機能が有効のままだとChromeが再ダウンロードするため、「設定」から「システム」を開き、オンデバイスAIオプションを無効化する必要があります。これにより関連ファイルが削除され、再ダウンロードも防止できます。

Google開発者向けドキュメントで「Gemini Nanoの正確なサイズはブラウザ更新に応じて変動する」と記載していますが、この情報はAI機能を有効化する画面ではなく、長大な技術ガイドの中にしか掲載されていません。機能有効化の時点でストレージ要件を明示するか、クラウドベースの代替オプションを提供していれば、混乱は避けられたはずです。