Google検索を25年ぶりに刷新、AIエージェントと生成UIを導入
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Googleは2026年5月のI/Oカンファレンスで、25年以上ぶりとなる検索ボックスの全面刷新を発表しました。従来のキーワード入力欄を、テキスト・画像・PDF・動画・Chromeタブを受け付けるAIドリブンの対話型インターフェースに変換します。検索担当バイスプレジデントのLiz Reid氏は「象徴的な検索ボックスのデビュー以来、最大のアップグレード」と述べています。
新しい検索ボックスは長い自然言語クエリに合わせて動的に拡張し、従来のオートコンプリートを超えるAI駆動のクエリ提案機能を備えます。さらにAI OverviewsとAI Modeが統合され、ユーザーは従来型の検索結果とAI応答を切り替える手間がなくなります。AI Modeは公開1年で月間アクティブユーザー10億人を突破し、クエリ数は四半期ごとに倍増しています。
エージェント機能では、ユーザーが検索内で複数の情報エージェントを作成・管理できるようになります。エージェントは24時間バックグラウンドで稼働し、株価変動やフライト価格、ニュース速報などを監視して通知します。2003年開始のGoogle Alertsの進化版として位置づけられ、単なる通知ではなく複数ソースの統合分析や比較を提供します。まずGoogle AI ProおよびUltra加入者向けに提供される予定です。
検索結果の表示も大きく変わります。Googleは生成UI技術により、検索結果ページ内にインタラクティブなグラフやビジュアルをユーザーごとに動的生成します。従来の「10本の青いリンク」から、AIが情報を統合・要約して提示するパーソナライズされた体験へと移行が加速します。
基盤モデルには最新のGemini 3.5 FlashがAI Modeのグローバル標準として採用されました。エージェントやコーディングに最適化されたフロンティア性能を持つモデルで、検索体験全体の応答品質向上を支えます。Googleはこの一連の刷新により、検索エンジンの役割をキーワード検索ツールから万能AIアシスタントへ転換する意図を明確にしました。