YouTube、Premium向けにAIポッドキャスト推薦機能を追加

3つの新機能の概要

AIがジャンルや気分に合う番組を推薦
話速に応じ自動変速する再生機能
移動中向け音声特化操作モード
まずAndroid対応、iOS版は数か月内

ポッドキャスト競争の背景

月間10億人超の利用者基盤
4月の視聴時間は8億時間
NetflixやSpotifyとの競合が激化
音声専用アプリからの乗り換え狙い
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YouTubeは2026年5月28日、Premium会員向けにポッドキャスト関連の新機能3つを発表しました。AI活用のレコメンド機能、再生速度を自動調整する「Auto speed」、移動中の操作に最適化した「on-the-go mode」の3本柱で、いずれもまずAndroid版から提供を開始し、iOS版は数か月以内に対応予定です。

レコメンド機能は、既存の「Ask Music」を拡張したものです。ユーザーがジャンルや気分、好きな番組を伝えると、AIがポッドキャストを提案します。YouTube Musicアプリ上でチャット形式のプロンプトを使って検索でき、Spotifyが先行導入した類似機能への対抗策と位置づけられます。

Auto speed」は、話者の発話速度やコンテンツの密度に応じて再生速度を自動で切り替える機能です。従来の固定倍速設定では、話者が変わるたびに聞き取りにくくなる問題がありましたが、新機能ではユーザーが設定した最低速度を基準に、情報の少ない区間だけを加速し、通常区間は元の速度に戻します。

「on-the-go mode」は、ランニングや通勤中でも操作しやすいよう画面を音声専用レイアウトに切り替えます。大きな再生ボタンやスキップ操作、チャプター表示付きのタイムラインを備え、動画の代わりに静止画を表示することでバックグラウンド再生との相性を高めています。

YouTubeによると、Premium会員によるポッドキャスト視聴は2026年4月に8億時間を超え、月間アクティブユーザーは10億人を突破しています。動画ポッドキャストに注力するNetflixや、音声ファースト戦略を進めるSpotify・Apple Podcastsとの競争が激しさを増す中、パーソナライズと操作性の強化でユーザーの定着と拡大を図る狙いです。