Genesis、人型でない汎用ロボEno発表
外見より能力
頭部や脚を持たない設計
車輪付き折り畳み式の土台
人の能力を基準に開発
単一作業でなく汎用を志向
投入計画
手は人の手と同形状で再現
2026年末に生産・顧客導入
製造・研究所・物流から開始
出典:The Verge
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フランスの新興企業Genesis AIは2026年6月17日、汎用ロボット「Eno」を発表しました。元グーグルCEOのエリック・シュミット氏が支援する同社は、Enoを人間の見た目ではなく人間の能力を基準に設計したと説明しています。頭部や脚を持たず、車輪付きの土台の上でデッキチェアのように折り畳める姿も想定されるといいます。
同社は「人型ロボットは人間に似ている必要はない」との考えを示します。洗濯物を畳むといった単一作業向けの機械ではなく、完全な汎用ロボットを目指す点が特徴です。多様な現場で幅広い仕事をこなす設計思想が、独特な外観の理由となっています。
一方で、人間に近い要素も残しています。Enoの手は「人間の手の形状と機能に正確に一致する」よう設計され、人向けに作られた道具や物をそのまま扱えるとしています。新たに専用の環境や器具を用意せずに既存の作業へ入り込める狙いがうかがえます。
Genesisは2026年末までに生産と顧客向けの導入を始める計画です。まずは製造業・研究所・物流から着手し、その後に病院やホテル、一般消費者へと用途を広げる方針を示しています。同社は別形態のロボットも開発中だとしており、汎用ロボットの量産化に向けた競争が一段と熱を帯びそうです。