Reflection、Nebiusと10億ドルの計算資源契約

契約の概要

NebiusがNvidia最新チップ提供
契約規模は10億ドル
6月のSpaceX契約に続く調達

Reflectionの姿

評価額80億ドルの新興企業
DeepMind研究者が2024年設立
累計約26億ドルを調達

市場の背景

オープンモデルへの関心拡大
米政府の閉鎖モデル規制に懸念
詳細を読む

米新興AI企業のReflection AIは7月14日、欧州のAIインフラ企業Nebiusと総額10億ドル規模の計算資源契約を結んだと明らかにしました。Nebiusは同社にNvidiaの最新チップへのアクセスを提供します。学習や運用に不可欠な計算基盤を確保する動きで、6月に結んだSpaceXとの契約に続くものです。

NebiusはロシアのIT大手Yandexの国際部門を前身とし、現在は独立したAIクラウド事業者として展開しています。今回の契約は、AI各社が学習用の計算資源を奪い合う中で相次ぐ提携の一つに位置づけられます。

Reflectionはオープンモデルの開発を目指す企業として注目を集めています。閉鎖型の高性能モデルの価値をめぐる議論が続くなか、データ保持への懸念や政府の介入もオープン志向を後押ししています。先月にはトランプ政権がAnthropicOpenAIに最強モデルの提供制限を求め、モデルへのアクセスが突然絶たれるリスクへの警戒が高まりました。

同社の評価額80億ドルで、2024年に元Google DeepMindの研究者2人が設立しました。NvidiaSequoia Capitalなどから累計約26億ドルを調達しています。一方のNebiusもNvidiaから20億ドルの出資を受け、Metaと最大270億ドル、Microsoftと最大194億ドルの大型契約を抱えています。