インドのAI開発Emergentが1.3億ドル調達しユニコーンに
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インドのAIコーディング新興企業Emergentは、シリーズCで1億3000万ドルを調達したと明らかにしました。資金調達後の企業価値は15億ドルに達し、わずか半年で評価額を5倍に伸ばしています。同社は非技術者でもアプリを構築できる「エンジニアリングチームを箱に詰めた」ようなプラットフォームを掲げ、起業家や中小企業を主な顧客としています。
今回のラウンドは未公開株投資会社のCreaegisが主導し、SoftBankのVision Fund 2やKhosla Ventures、Y Combinatorなどの既存投資家も参加しました。これで累計調達額は2億3000万ドルとなります。同社は今年1月に評価額3億ドルで7000万ドルのシリーズBを実施したばかりで、そこからの上昇ぶりが際立ちます。
事業面では、年換算売上高が1億2000万ドルに到達し、直近4カ月で70%増加しました。有料顧客は20万社を超え、運送会社や工場、建設業、不動産管理会社などが自社向けの業務ソフトを構築しています。売上の内訳は北米が約3分の1、欧州が約3分の1で、インドは8〜9%にとどまります。
共同創業者兼CEOのMukund Jha氏は、最も近い競合としてReplitを挙げました。一方で、AnthropicのClaude CodeやOpenAIのCodex、Cursorといった開発者向けツールとは一線を画すと主張します。非技術者にはコーディングだけでなく、デプロイやホスティング、テスト、デバッグまで一貫して担うプラットフォームが必要だという考えです。
調達した資金は、製品開発と研究の加速に充てる方針です。アプリの構築成功率の改善や、ローカルおよびオープンソースモデルを使う複雑なAIアプリへの対応を進めます。顧客の増加が著しい欧州では拠点の開設も検討しており、約200人の従業員の大半が拠点を置くインドのベンガルールに加え、サンフランシスコのオフィスも年内に30〜40人拡充する計画です。