Whatnot、推薦技術のShaped買収

買収の狙い

WhatnotがShaped買収
リアルタイム推薦を強化
ライブ商取引の課題解決
推薦を秒単位で最適化

体制と成長

創業者Murrell陣が合流
応用AI研究組織を主導
評価額110億ドル
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ライブ配信ショッピングのWhatnotは7月15日、リアルタイム推薦・検索技術を持つ機械学習企業のShapedを買収したと発表しました。刻々と在庫やオークションが変わるライブ商取引で、買い手が最適な商品を見つけられるようにする発見・パーソナライズ機能の強化が狙いです。

同社のデータ・AI担当VPであるEmmanuel Fuentes氏は、ライブ商取引を「独特に難しい推薦問題」と位置づけます。在庫が秒単位で変わり、番組が連続的に始まっては終わり、視聴中に買い手の意図も移ろうためです。

Whatnotは過去6年で推薦エンジンの速度を改善し、推薦の遅延をほぼ1日から数分にまで短縮してきました。Shapedの技術を組み込むことで、推薦をさらにリアルタイムへ近づける考えです。同社のシステムは週あたり50万時間超のライブ映像と数百万件の対話を処理しています。

Shapedは顧客データと大規模言語モデル、機械学習を組み合わせ、高度に個人化された検索・発見体験を提供する技術を開発してきました。OutdoorsyやQVCなどを顧客に持ち、創業者でCEOのTullie Murrell氏は約12人のエンジニアや研究者とともにWhatnotへ加わり、新設の応用AI研究グループを率います。

買収は同社の急成長を背景としています。2019年創業のWhatnotは販売者の累計注文が10億件を突破し、昨年はシリーズFで2億2500万ドルを調達、評価額は110億ドル超となりました。eBayやPoshmarkなど再販大手もAI統合を競っており、推薦技術の獲得競争が加速しています。