Nimbleの検索エージェント、トークン半減を主張
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米国のスタートアップNimbleは7月29日、AIエージェント向けの新しい検索基盤Web Search Agentsを公開しました。同社は、主要な競合サービスと比べてトークン消費を51%削減しつつ、検索の精度を21ポイント高められると主張しています。企業が自律型のAIエージェントに正確な情報を効率よく供給するための土台を目指す製品です。
従来のAIエージェントは汎用の検索APIに頼り、大量の検索結果から関連情報を言語モデル自身が選ぶ必要がありました。この方式は複数回の検索と追加の推論を招き、トークン消費とコストを押し上げます。Nimbleは顧客ごとの領域に合わせて学習する自己学習型の検索アルゴリズムを使い、必要な情報を効率的に絞り込むと説明します。
新製品は同社が「Harness as a Tool」と呼ぶ考え方に基づき、検索API・ブラウザ操作・情報抽出・検証・記憶・調整の各機能を一つの管理された仕組みにまとめています。意味記憶とキャッシュ層を加えることで、検索を重ねるほど高速かつ効率的になるといいます。データはゼロデータ保持の設計で、顧客の問い合わせを同社の環境に保存しないとしています。
CEO兼共同創業者のUri Knorovich氏によると、同社はChatGPT Deep ResearchやGeminiのような利用者向けの研究支援ではなく、それらを支える一段下の検索基盤に位置づけます。競合はExaやTavilyといった開発者向けの検索基盤だといいます。CRM企業のRoxは、同社の基盤を採用してトークンコストを20分の1に削減したと報告しました。
提供はAPI・SDK・MCP経由で、従量課金は1回あたり0.025ドルから、管理型プランは月額2500ドルからです。同社は1日9000万件を超える検索を処理しているとしています。ただしベンチマークの手法や比較対象は公開されておらず、示された数値が幅広い環境で成り立つかは独立した検証が待たれます。