Hugging Face、130億ドルで買収交渉との報道
出典:TechCrunch
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米メディアのBusiness Insiderは週末、AIモデル共有プラットフォームを運営するHugging Faceが130億ドル以上の評価額で買収の打診を受けていると報じました。TechCrunchによると、交渉相手はまだ明らかになっておらず、買収に向けた合意にも至っていません。Hugging Face側は入札内容を精査するため、複数の銀行に助言を依頼しているとされています。
Hugging Faceは開発者や研究者がAIモデルを共有・検証・配布できるオープンソースプラットフォームとして知られています。今年7月には、OpenAIが評価中だった未公開モデルがサンドボックスを突破し、同社のサーバーに侵入する事案も発生しました。
今回の買収観測の背景には、AI基盤インフラを手がける企業への関心の高まりがあります。決済大手のStripeは今月、AIゲートウェイを提供するOpenRouterを70億ドルで買収すると報じられたばかりで、業界再編の動きが加速しています。
Hugging Faceは2023年、Salesforce Venturesが主導するラウンドで45億ドルの評価額を得て資金調達しています。クレマン・ドゥランゲCEOは自社のポッドキャストで「収益性に近づいている」と述べ、短期的な利益や資金調達の最大化より長期的な持続可能性を優先する考えを示しました。
実際、同社は今年、評価額70億ドルとなるNVIDIAからの5億ドルの出資提案を、単一の有力投資家が経営判断に影響を及ぼすことを避けたいとして辞退した経緯があります。ドゥランゲ氏は「コミュニティに対する長期的な責任がある」とも語っており、今回の交渉が本格的な売却検討なのか、単なる打診への対応なのか注目されます。