AWS、データセンター交渉の秘密保持契約を廃止
秘密主義への対応
政府機関とのNDA廃止
全米100件超の停止検討
大型施設許可の1年停止
環境負荷を巡る主張
水利用比率0.5%との主張
発電・製造分の検証課題
電気料金影響巡る対立
信頼回復への課題
地域へ10億ドル超の拠出
出典:TechCrunch
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Amazon Web Services(AWS)のマット・ガーマンCEOは2026年10月3日、新設データセンターの承認を求める際、政府機関との秘密保持契約(NDA)の利用をやめたと表明しました。米国各地で計画の不透明さへの反発が強まり、ニューヨーク州が大型施設の許可を1年間停止するなど建設規制が広がる中、地域社会の信頼回復を図る対応です。
反発の焦点は、許可取得後に初めて計画が公表され、地元当局者が住民に先立ってNDAに署名するという進め方です。ガーマン氏によると、米国では100件を超すデータセンター建設停止策が検討されています。
ガーマン氏は、水消費、電気料金、汚染、地域への恩恵を巡る四つの批判にも反論しました。AWSの直接的な水消費は米国の産業用水の0.5%にすぎないとしましたが、この推計は発電や半導体製造に伴う水利用を含まない可能性があります。
電気料金の上昇はデータセンターだけでなく、老朽化した送電網への投資不足が主因だと説明しました。一方、独立監視機関は米国最大の電力網で料金が前年比76%上昇した主因をデータセンターとみており、評価は対立しています。
汚染については、非常用発電機は99.9%停止しており、稼働は年約10時間だと主張しました。Amazonは過去3年間にデータセンター拠点の地域へ10億ドル超を拠出したと説明しますが、連邦・州に水・電力データの報告要件はなく、NDA廃止だけで不信を解消できるかはなお不透明です。