MicrosoftなどIT大手がAIを「超知能」に

呼称変更の広がり

Nadella氏の呼称転換
SpaceXAIの改称方針
AIForceの改称発表

政権との距離

政府機関への使用義務
Nvidiaの研究投資表明
IT大手の政権接近
詳細を読む

MicrosoftのSatya Nadella CEOを含むシリコンバレーの有力経営者は2026年10月、Donald Trump大統領が人工知能(AI)に代えて推す「super intelligence(超知能)」という呼称を相次いで使い始めました。政府機関に新名称の使用を求める大統領令や政権との関係構築を背景に、Musk、Benioff、Huang各氏にも採用が広がっています。

Nadella氏は10月10日、AI向けの「非常ブレーキ」構築を訴えた投稿で、技術を繰り返し「超知能」と表現しました。同氏はHuang氏らとともに、新呼称を打ち出したAIサミットにも出席しています。

Elon Musk氏はSpaceXAIをSpaceXSIに改称すると表明しました。SalesforceのMarc Benioff氏も、Trump氏の宣言から数時間後にAIForceをSIForceへ改めると発表しています。

NvidiaのJensen Huang CEOは、大統領令が発表されたサミットに出席し、科学振興へ10億ドルを投じる計画に「超知能研究」を含めました。同氏はAIの危険性が誇張されているとの見方も示し、Trump政権との距離を縮めています。

一連の動きは、Trump氏の2期目にシリコンバレーが政権へ接近してきた流れの一部です。ただし一般には依然としてAIという名称が使われており、政権や有力企業との呼称には差が残っています。