Friend、全利用者で育つ単一AIを計画

端末の実力

249ドルの常時聴取端末
個性差に乏しい会話
ウェブ検索機能なし

共有AIへの転換

全利用者で単一人格を共有
利用者の文脈を集約
自律的な機能の追加
プライバシー放棄の明示
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AIコンパニオン端末を手がけるFriend創業者のAvi Schiffmann氏は2026年10月、首掛け型端末Friend 2の次期更新で、利用者ごとの人格を廃止し、全利用者の文脈を共有する単一AIへ移行する計画をWIREDに明らかにしました。自律的に行動する機能も加え、人格をより現実的にする狙いですが、同氏は利用者が事実上プライバシーを手放す点を明示するとしています。

Friend 2は周囲の音を拾い、ボタン操作で会話を始める常時聴取型のペンダントです。価格は249ドルと初代より100ドル高く、OpenAIの最新言語モデルを採用しています。

利用者はアプリ上で名前や人格が異なる複数のFriendを作り、端末で切り替えられます。しかし記者の試用では反応の違いが判別しにくく、音声も定型的で、頼んでも発話を止めるまでに何度も操作が必要でした。

機能は主に雑談に限られ、ウェブ検索など他のAIエージェントにある能力は備えていません。初代より攻撃的でなく幅広い人が使いやすい一方、レビューでは個性と面白みに欠けると評価されました。

次期構想は、個別アカウント向けの人格ではなく、全利用者の経験を取り込む一つの共有主体を目指します。人格の一貫性を高める可能性がある半面、会話の文脈を誰とどう共有し、利用者の同意とデータ保護をどう担保するかが重要になります。