GoogleとMeta、最先端AIで追撃
競争構造の変化
数十億人規模の顧客基盤
製品群を生かす展開力
安全性への懸念拡大
高性能化する公開モデル
出典:The Verge
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GoogleとMetaは2026年10月12〜13日、最先端AIモデル「Muse Wonder Full」と「Gemini 4 Argon」を相次いで発表しました。両社は、自社試験でOpenAIやAnthropicの主力モデルに匹敵する性能を示したと説明しており、豊富な資金力と数十億人規模の利用者基盤を背景に、先端モデル市場の競争構図を塗り替えようとしています。
GoogleはGemini 3以降、改良が小幅にとどまり、人材流出やDeepMindの体制変更も重なって先端競争から後退したとの見方が出ていました。ところがGemini 4 Argonは多数の指標で競合の主力モデル以上をうたい、導入期間中はトークン単価を競合より最大80%低く設定しました。
Metaは人材と計算基盤に数十億ドルを投じ、Scale AIと共同創業者Alexandr Wangを含む体制強化を進めてきました。4月のMuse Sparkに続くMuse Wonder Fullは、同社試験でGPT-6 AstraやClaudeの主力モデルと競える結果を示したとしています。
両社には、巨額の投資余力に加え、数十億人が使う既存サービスへAIを届けられる強みがあります。MetaのMuseアシスタントが安全・プライバシー上の懸念を抱えながら短期間で普及したことは、配信力の大きさを映します。
一方、AIの安全性への懸念や制御不能な事例を受け、開発減速を求める声も強まっています。公開モデルの性能向上で首位の維持も難しくなるなか、企業の競争軸はモデル性能だけでなく、価格、製品展開、安全性を含む総合力へ広がっています。