Meta、反発受け事業者向け規約変更を無期限延期
出典:Ars Technica
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Metaは2026年11月、Facebookの事業者向け規約を変更する計画を無期限で延期しました。変更案は、Meta Businessアカウント利用者に対し、Facebookにリンクされた外部サイトの情報を広くAI学習に利用できるよう求める内容でした。同社は関係者との協議を続け、現行規約を維持すると説明しています。
批判の中心は、事業者が外部サイトのクロールを拒めず、Metaが公開情報を大規模に収集できる可能性でした。ニュース出版社などは、Facebookページを維持するために規約を受け入れる必要があり、リンク先サイトの巡回や有料記事へのアクセスを可能にする手段まで求められると指摘されました。
当初10月30日としていた変更の発効日は、反発を受けて11月20日に延期されていました。ブラジルとノルウェーの裁判所は訴訟を受けて暫定的な差し止めを命じ、英国の競争・市場庁も、Metaが優越的地位を利用してAI学習データを取得しようとしているか正式調査を始めました。
今回の延期で、事業者が懸念していた規約変更は当面実施されません。ただしMetaは関係者との協議を続けるとしており、AI学習データの取得条件を巡る議論は続きます。プラットフォーム企業にとって、データ活用の範囲だけでなく、利用者や取引先が実質的に拒否できる設計かどうかが問われています。