Google WalletがインドのAadhaarデジタルIDに対応

インドでの展開

AadhaarGoogle Walletに保存可能
映画・結婚・ビザ申請など5社と連携
年齢確認や本人確認を即時実行

グローバル展開と技術基盤

シンガポール・台湾・ブラジルに拡大
パスポート情報からIDパスを作成
選択的開示で必要情報のみ共有
国際標準準拠のプライバシー設計
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Googleは2026年4月28日、インド政府の固有識別番号機関(UIDAI)との提携を拡大し、インドの国民ID「Aadhaar」の検証可能な資格情報をGoogle Walletに直接保存できるようにしたと発表しました。これにより、インドの消費者は物理的な身分証明書を持ち歩かなくても、スマートフォン上で安全に本人確認ができるようになります。

初期パートナーとして5社が参画しています。映画館チェーンPVR INOXでは年齢確認と特典の利用が可能になり、婚活サービスBharatMatrimonyではプロフィールの本人認証に活用されます。ビザ申請サービスAtlysでは申請情報の自動入力に対応し、住宅コミュニティ管理のMygateやギグエコノミー向けサービスSnabbitでも今後導入される予定です。

技術面では、「選択的開示」と呼ばれるプライバシー機能が特徴的です。これは本人確認の際に、必要な情報だけを相手に共有する仕組みで、過剰な個人情報の露出を防ぎます。Googleは国際標準に基づいたセキュリティプライバシー、相互運用性をデジタルIDの基盤に据えていると説明しています。

インド国外への展開も進んでいます。シンガポール、台湾、ブラジルでは、パスポート情報をもとに「IDパス」を作成し、Google Walletに保存できるようになりました。このIDパスは、オンラインサービスへのログインや対面での年齢確認など、身分証明が必要な場面で利用できます。GoogleはデジタルIDを物理空間とデジタル空間の両方で有効に機能させることを目指しています。